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2007年 11月 04日
ベトナム映画『Ao lua Ha Dong(英語題名:The White Silk Dress、邦題:アオザイ)』(2006年、監督:リュー・フイン・リュー)を見ました。残念ながら劇場ではなく、海賊版のDVDですが。正式なDVDはまだ発売されてなく、劇場で撮影したもののようでした。
物語は1954年のハドン(北部ハタイ省)から始まります。フランス植民地支配下の支配階級の横暴な姿が描かれます。後に夫婦となる主人公の2人は下働きで奴隷のような扱いを受けています。農民らが反抗に立ち上がった夜の混乱に乗じて、2人は逃げ出します。財産といえば、後の夫グー(クオック・カイン)がザン(チュオン・ゴック・アイン)に贈った白いシルクのアオザイのみ。 それから12年、2人は中部のホイアンで極貧の暮らしの中、4人の女の子をもうけています。2人の女の子は学校に通っていますが、学校の制服のようになっている白いアオザイを買う余裕は夫婦にありません。ザンはお金を作ろうと夫に内緒で特別な乳母の仕事を引き受けますが、夫にばれてしまいます。ザンはグーから贈られたアオザイを子供用に仕立て直します・・・。 映画は白いアオザイを縦糸にして家族の歴史をつづっていきます。涙ボロボロになりました。しかし、最後のほうは戦争の悲惨さが前面に押し出されてメッセージ色が濃くなり過ぎたように感じました。歴史に翻弄される家族の物語で、十分に戦争のむごさは伝わったのではないかと思いました。上映時間2時間20分という長さもあって、最後のほうはカットしたほうが引き締まった映画になったのにとちょっと残念です。音楽家ドゥック・チーの劇中音楽も効果的でした。
by kochinvn
| 2007-11-04 20:15
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